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景気回復は本物か? 

公開日: : ニュースねた

政府の経済月例報告でも、緩やかながら「景気回復」という発表がなされています。この景気回復ははたして本物でしょうか?

一時的な景気の回復はあるとしても、日本の構造的な不況は解決されていない

私は、一時的な景気の回復はあるとしても、日本の構造的な不況は全く解決されていないと感がています。現在の景気の上昇は、円安による主に輸出を行っている大企業・中堅企業の業績回復と、それに伴う株価の上昇が原因です。

企業の業績の向上に伴う、賃金のベースアップや賞与の増額が相次いで大手企業から発表がありますが、日本の就業者の9割以上は中小零細企業で働いており、現時点で中小零細企業の業績までは回復していない。

これら、大企業のベースアップがもたらす個人消費への影響はあまりないでしょう。あるとすれば、マスコミの報道による「気分」の変化の方が大きいかもしれませんね。

日本が抱える構造的な不況とは?

一つは人口構成。ピーターFドラッカーも人口構成が経済に与える影響は大きく、かつ予想しやすい指標の一つとして挙げています

高齢者が増え、お金を使う機会が減っています。実際両親を見ていると新しく買うものなどはほとんどありません。

現在の少子化も考えると、ここ数十年は明るい見通しはありません。本当に恐ろしい状況です。日本の偉いとされる国家公務員の方々は真剣にこの事態を考えているのでしょうか。

頭のいい方ばかりなので、当然考えていると思いますが、はっきりとした対策が見えてきません。あきらめているのでしょうか?

いずれにしろ、この景気回復は一時的なもので、現行の政策を続けていく限り長く続かないでしょう。

オリンピックまで持てばいいのですが。。。

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