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トランプ氏勝利!!…日本にとってどのような影響があるのか?

公開日: : 最終更新日:2016/11/10 ニュースねた

次期アメリカ合衆国大統領はトランプ氏に決定!

2016年11月9日夕方。トランプ氏大統領選勝利!という情報が入ってきました。

今回は私も結果に興味があり、午後からネットで速報をチェックしていました。

開票当初からオハイヨ州トランプ氏が表を伸ばしていきます。近くにいた友人もちょっと興奮気味。
トランプファンではないですが、何か起こりそうな(良いことか悪いことかは別として)予感がなぜか少しテンションを上げるようです。

その後、一時クリントン氏が逆転したものの、カルフォルニアでもトランプ氏が勝利するなどすぐに逆転。

一時差は縮まったものの、差はまた開き日本時間の5時ごろにはクリント氏が敗北を認めトランプ氏に連絡。トランプ氏の勝利宣言で幕を閉じました。

トランプ氏の優勢が伝えられると株価も1000円以上下大幅下落。
為替も円は1ドル=101円台へ大幅に上昇。今後の経済にも大きく影響することが予測されるので、混乱が続きました。

日本にとってどのような影響があるのか?

気になる日本への影響ですが、本当に未知数ですが考えれるものを上げてみます。

まずは経済

株価の下落

何をするかわからない不安から、既に世界的に株価が下落しています。今後どれぐらい下落するかは今後の政策次第でしょうか。

彼の政策で世界が混乱すればそれだけ株価にも影響します。現在のようなグローバル経済で世界の経済がつながっている状況では、一国の不安が容易に世界に波及します。

特に株価のような心理面も大きく影響するので、今後乱高下も予想されます。

円高=ドル安

米国の政治・経済不安によってドルを売って比較的(短期的に)安全資産といわれる円が買われる。
このことから円高=ドル安が進む恐れがあります。
トランプ氏優勢との情報から既にドルは大きく値を下げ101円台まで下落していました。

円高でどのような影響があるかというと、日本の輸出企業の利益が減少することがあります。
もちろん輸入品の価格が下落するというメリットはありますが、輸出企業の利益減少は日本の経済にとって大きな損出になります。

保護主義への傾倒

トランプ氏は、選挙戦での発言で国内産業の復活を約束しています。また、中国に対して高い関税を掛ける等とも話し、アメリカの産業を優先していく政策がとられる可能性があります。

現在のグローバル経済・自由貿易主義から保護主義へシフトすることで、アメリカへの輸出が減少する可能性があります。
そして日本などにはアメリカ製品の輸入を促進するよう圧力をかけてくるかもしれませんね。

TPPもどうなることか。。。

政治

在日米軍の駐留について、費用負担を求めてくるか、兵力削減される

選挙戦での発言の中で、在日米軍、在韓米軍について、「なぜ多額の費用を払って彼らを守らないといけないのか?」という発言をしています。

戦争が起こりえた冷戦時ならいざ知らず、現在国家間の大規模な戦争などあまり考えられない時代に、米国の国益を考えると割に合わないと考えているのでしょう。

トランプ氏としては、守ってやるなら在日米軍の費用を全額払え、もしくは撤退といっています。もちろんすぐにそんなことは起こり得ないと思いますが、どちらかの方向性を持って交渉せざるを得ないかもしれません。

もし、現実に兵力削減が進むようなことがあるならば、防衛力強化・防衛費の増額ということになります。
日本の国民が、「国防」について真剣に考えないといけない時が来たのかもしれません。

日米同盟の意義について再検討される

在日米軍のこととも関連するかもしれませんが、日本が攻撃を受けた場合に米軍が助けるという一方的な日米安全保障条約について、「なぜただで守ってあげなければならないのか?」と思ってるかもしれませんね。

今でも有事の際に援護してくれるかどうかわかりませんが、今後はアメリカの核の傘も安泰ではないということが現実になるかもしれません。

トランプ氏は、日本に核武装もやむなしと思っていのかもしれません。

アメリカの核の傘がなくなった時に、日本は北朝鮮の核・中国の核に対してどのような抑止力を持つのか、これもまた真剣に考える時期が来たのかもしれません。

北朝鮮への国際的な対応から、米朝直接交渉も?

6カ国協議をはじめとする、北朝鮮に対する国際的な制裁の体制が崩れるかもしれません。
トランプ氏はもともと北朝鮮の問題にはあまり関心が無いようで、「中国に任せれば迅速確実に解決してくれる。」と発言しています。

そして、「北朝鮮との直接対話もやりますよ。」的な発言で、これまで各国が強調してきた包囲網が意味をなさなくなるかもしれませんね。

ただ、現在の北朝鮮への国際的な対応が必ずしもうまくいっているとは言い難く、もしかすると何か前に進むかもしれません。

イスラム諸国とアメリカとの関係悪化?

トランプ氏はカトリック教徒で、熱心に教会に通っていたこともあると聞いたことがあります。
氏の発言で反響があったものの一つに「イスラム教徒の入国をできないようにする。」というものがありました。
選挙中の大げさな発言なのでしょうが、基本的な彼の考え方を表していると思います。

ある種のイスラム教徒への差別的な考え方があるのかもしれませんね。

イスラム国家とアメリカが対立した時、日本はどういう立場をとるか選択を迫られるかもしれません。
 

メキシコとアメリカの関係悪化?

投票前日にも「メキシコ国境に壁を作る!そしてその費用を払うのはメキシコ!」って言ってます。。。
まあ本気ではないでしょうが、メキシコなどから流れてくる不法な移民(もしくは移民全体)に対して良くは思ってないのでしょう。

アメリカに住んでいる移民の人々が、カナダなどへ移住を検討しているようで、カナダの移住関連のホームページがアクセス集中によりダウンしたそうです。

メキシコに対して今後どのような要求をするのでしょうか。
日本には直接影響は少ないかもしれませんが、グローバルな経済の中で、国家間のいざこざは日本の経済にも必ず影響を及ぼします。

まとめ

アメリカ国民の閉そく感がここまで高いとは思っていませんでした。トランプ氏が共和党の候補となった時、もしかすると・・との思いはありましたが、アメリカ人の常識を案に信用してましたから。

今後、世界の政治・経済にいろいろと影響が出てくるかもしれませんが、プラス思考で考えれば、日本にとっては政治・軍事的にアメリカから自立する機会となるかもしれませんね。

イギリスのEU離脱も予想外でしたが、今後の世界は不安定で予想外なことがまだまだおこりそうです。

ああ真剣に家庭菜園始めようかな(苦笑)

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